Main Cast




【日野 光成 / 田森 就太 (たもり・しゅうた)】

主な出演作に、『七つの会議』(19/福沢克雄)、テレビドラマ『ファイブ』『ブラックペアン』など。その他に、舞台、バラエティ、M Cなど多方面で活躍中。また、プロゲーマーとしてゲーミングチーム「Sun Sister」に所属している。




【メッセージ】

日野光成役を演じさせて頂きました、田森就太です。

初めての教師役が夜間の定時制高校の先生というやりがいのありすぎる役への挑戦でした。

光成はその真面目さゆえに言動が厳しすぎる面があります。

指導者側の存在が定時制高校という様々な理由でそこにいる生徒たちにのおかげで沢山を学ぶそんな人間になりました。

才能あふれる若い出演陣の中に囲まれ、田森としても日野としても成長させて頂きました。





【内山 由宇子 / 永瀬未留 (ながせ・みる)】

2000年、大阪府生まれ。主な出演作に、『エースになるっちゃ』(2021年以降公開予定/三村順一)、『のぼる小寺さん』(20/古厩智之)、『花につむじ風』(19/野村愛)、『最後の審判』(19/川上信也)などがある。映画界が注目する期待の若手女優。




【メッセージ】

一度言われた言葉は消えないし、口に出してしまった言葉は消せない。

それぞれが違う人生を歩んでいて、その中で違う価値観を得て、違うものを正しいと思う。

そう考えると他者と関わる事が凄く怖く感じます。

誰とも深く関わらない方が楽なんじゃないかとも思います。

でも一生懸命向き合って泣いたりして分かり合えた時、凄く喜びを感じたりもします。

結局は一生懸命、頑張って、自分や他者と向き合っていくしかないんだと思います。

私はそんな事を、この作品を通して改めて考えました。

拙い表現ですが由宇子と一緒に、友人や光成の言う「社会」と一生懸命向き合ったつもりです。

きっと同じ作品を見ても違う意見が生まれるんだと思います。

この作品が少しでも何かを考えるきっかけになれば嬉しいです。





【中本興毅 / 杉山宗賢 (すぎやま・そうけん)】

1994年、静岡県出身。自主映画やインディーズ映画から大手作品まで幅広く出演し、存在感を放っている。主な出演作に、『頭痛が痛い』(20/守田悠人)、『帝一の國』(17/永井聡)、『指の輪のなかで』(18/緒方一智)、などがある。




【メッセージ】

心の対話は誰もが手探りです。

相手の価値観に興味を持ち、理解し、尊重する。

言葉にするのは簡単ですが、じゃあ何時も出来ているかと言われると、素直に頷ける人は少ないと思います。

勿論、僕もその一人です。

言葉や表情の表面だけを汲み取って理解したつもりになってしまっていた……なんて事はザラにあって

本当に人間関係って奥深くて難しい。

唯、奥深くて難しいからこそ、愛おしく感じられるんだろうなとも思います。





【北澤 彩音 / 野田 美桜 (のだ みお) 】

1997年、福岡県出身。映画やドラマをはじめ、舞台やCMにも出演。

主な出演作に、映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(18/大根仁)、Netflix『Followers』など。

現在、AmazonPrimeVideo他にて『妖怪人間ベラ 〜Episode 0〜』が配信中。

映画『砕け散るところを見せてあげる』(21/SABU)が4/9に公開。




【メッセージ】

学校を舞台にしながらも、世代も国籍も様々で個性豊かなキャストが集まりました。

監督とも、脚本や役についていろいろと話し合いながら撮影させていただいたので、

まさにみんなで作り上げた作品になった気がします。

都会の夜、きっとどこかに存在するすごくすごく狭い世界。

けれど、みんながそれぞれに一生懸命生きている世界。

是非覗いてみてください。





【アンドレイ / モハマド・アハマド 】

出身地はインド。ヒンディー語、英語、日本語、ウルドゥー語を話すことができる。

主な出演は、「爆報THEフライデー」「相棒18」など。




【メッセージ】

自分自身もこの映画と同じように夜間中学に通っていました。

脚本を読んで、まるで自分の事のように思えました。

夜間中学の存在がこの映画を通してみんなに知ってもらえたら嬉しいです。





【馬場 文枝 / 池田 晴 (いけだ・はる)】

東京都出身。主な出演作に、『股旅』(1973/市川崑)など。テレビドラマ『藍より青く』など多数。品のある演技で、数多くの観客を魅了している。



【メッセージ】

情報過多とスピード制の現代の中で、コミュニティボールという一風変った授業により人の心の機微をあぶり出して行くという繊細な表現を選ばれた、若き武田監督に心が傾き、出演を快諾させて頂きました。


当初は、戦争体験を経て、尚勉学意欲を持ち続けた、意志の強い女性を演じられるだろうかと危惧しましたが、

コミュニティボールの場面を経験してみると、すんなり10代の同級生の中に入っていける感があり、

撮影中は高校の生徒になり切って、出演者の皆様方との和を楽しむ事が出来ました。ありがとうございました。







【笹塚 日菜 / 鈴木 まはな】

2001年、千葉県生まれ。主な出演作に、『ピンカートンに会いにいく』(18/坂下雄一郎) 、『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。』(15/白石和彌)など

現在は、学業専念のため、芸能活動を休止中。